シミュレーション今すぐ問い合わせ
資金繰りの悩み無料相談

資金繰りの悩み2026.06.06更新 2026.10.30

資金繰りが「どんぶり勘定」になる原因と脱却ステップ

4 分で読める資金繰り総研 編集部

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01どんぶり勘定の原因は、事業と個人のお金、利益と現金、納税資金と運転資金が混ざっていることです。
  2. 02口座やカードを事業用に分け、黒字と手元現金は別物と考え、消費税・法人税の分を別の口座に取っておきます。
  3. 03仕上げに資金繰り表で先々の現金を見える化します。
第二章本文◆ ◆ ◆

「儲かっている実感はあるのに、なぜか口座にお金が残らない」――それは典型的な“どんぶり勘定”のサインです。どんぶり勘定とは、お金の出入りを正確に把握せず、感覚で経営している状態。これを放置すると、ある日突然の資金ショートにつながります。本記事では、どんぶり勘定になる原因と、抜け出すための具体的なステップを解説します。

01結論:脱却の第一歩は「お金を分ける」こと

社長

どんぶり勘定はどう直せばいい?

まずお金を分けることです。事業用と個人用の口座やカードを分け、納税資金を運転資金とは別の口座にためておきます。

ハカセ

どんぶり勘定の根本原因は、事業のお金と個人のお金、入るお金と出るお金が“混ざっている”ことです。脱却は、まず分けることから始まります。

分けるもの 具体策
事業用と個人用 口座・クレジットカードを事業専用に分ける
利益と現金 「黒字」と「手元現金」は別物と理解する
納税資金と運転資金 消費税・法人税分を別口座にプールしておく

02どんぶり勘定になる4つの原因

社長

なぜどんぶり勘定になるの?

財布が事業と個人で一緒、売上を全部使えると思っている、納税を意識していない、資金繰り表がない、が主な原因です。

ハカセ
財布が一緒事業と個人のお金が混ざっている
売上を全部使える感覚売上を全部使えるお金と思っている
納税を意識していない納税の分を考えずにお金を使ってしまう
資金繰り表がない先々のお金の動きが見えていない

▶ 関連記事:イベント・展示会業の資金繰り|開催前の支出集中PROTOCOL Re Finance

  • 事業用と個人用の財布が一緒:何にいくら使ったか分からなくなる。個人事業主に特に多い。
  • 売上=使えるお金だと思っている:実際は税金・仕入・経費を引いた残りしか使えない。
  • 納税を意識していない:消費税は“預かり金”。使い込むと納付月に資金が消える。
  • 資金繰り表が無い:先々の現金が見えないので、感覚に頼るしかない。

特に怖いのが消費税です。受け取った消費税は本来あなたのお金ではなく、後で納める“預かり金”。これを運転資金として使ってしまうと、納付月に大きな谷が来ます。

03脱却の5ステップ

社長

抜け出すための手順は?

口座とカードを分け、役員報酬や生活費を固定し、納税資金を別口座に移します。固定費を一覧にし、資金繰り表で先を見える化します。

ハカセ
  1. 事業用口座・カードを分ける:まずは物理的に財布を分離する。
  2. 役員報酬・生活費を固定する:会社から個人へ渡すお金を一定額に決め、その範囲で生活する。
  3. 納税資金を別口座にプール:売上の入金時に、消費税・税金の概算分を別口座へ先に移す。
  4. 毎月の固定費を把握する:必ず出ていく額を一覧化し、最低限必要な売上ラインを知る。
  5. 資金繰り表をつける:資金繰り表で先々の現金を見える化し、感覚経営を卒業する。
合言葉:「売上は通過点、残るお金が実力」。入ってきた額ではなく、税金・経費を引いて“最後に残る額”で経営判断する習慣が、どんぶり勘定からの卒業です。

分けて・見える化したうえで、それでも資金が薄い月が見えたら、早めの打ち手が肝心です。無料診断で自社に合う方法を整理でき、急ぎならファクタリングも選択肢になります。

04よくある質問(FAQ)

Q1:どんぶり勘定かどうか、どう見分けますか?

A1:「いま手元にいくら自由に使えるお金があるか即答できない」「事業用と個人用の口座が同じ」「消費税の納付月にいつも資金が苦しくなる」——これらに当てはまるなら、どんぶり勘定の可能性が高いです。

まずは口座を分け、資金繰り表で現金を見える化することから始めましょう。

Q2:なぜ消費税で資金繰りが苦しくなるのですか?

A2:受け取った消費税は本来あなたの利益ではなく、後で国に納める“預かり金”だからです。

これを運転資金として使い込むと、納付月にまとまった資金が必要になり一気に苦しくなります。入金時に消費税分を別口座へ先に分けておくのが有効です。

Q3:個人事業主でも口座を分けるべきですか?

A3:はい。

事業用とプライベート用の口座・カードを分けるだけで、何にいくら使ったかが明確になり、確定申告も楽になります。どんぶり勘定脱却の最も効果的な第一歩です。

Q4:黒字なのにお金が残らないのはなぜ?

A4:利益(黒字)と手元現金は別物だからです。

売上が立っても入金が先送りだったり、在庫や売掛金が増えたり、借入返済や納税で現金が出ていくと、黒字でも現金は減ります。資金繰り表で“現金そのもの”を追うことで原因が見えます。

Q5:脱却にはどのくらい時間がかかりますか?

A5:口座を分ける・納税資金をプールするといった仕組みは今日から始められます。

資金繰り表をつけて感覚が数字に変わるまでは数か月。完璧を目指すより、まず分ける・記録するを習慣化することが大切です。

05まとめ

どんぶり勘定の正体は「お金が混ざっている」こと。事業と個人を分け、利益と現金を区別し、納税資金を先にプールする――この3つで、感覚経営から数字経営へ移行できます。仕上げは資金繰り表で先々の現金を見える化すること。「売上は通過点、残るお金が実力」を合言葉にしましょう。

見える化して資金が薄い月が見えたら、無料診断やファクタリング比較もご活用ください。税務の判断は必ず税理士にご相談を。

資金繰り総研 編集部 by PROTOCOL / 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の取引・契約を推奨・保証するものではありません。

関連トピック
最終更新日 2026年10月30日
編集 資金繰り総研 編集部(株式会社 PROTOCOL)

本記事は 資金繰り総研 編集部が制作したものです。資金繰り総研は中小企業・個人事業主のファクタリング業者選びを支援するメディアで、86 社の業者を公開情報・提携データをもとに比較・評価しています。

※当サイトは広告(アフィリエイト)を含みます。記事内で紹介・比較する業者には当サイトの提携先が含まれ、リンク経由のお申込みで当サイトが報酬を得る場合があります。ランキングの順位は、手数料・入金スピード等の編集部の比較基準に基づくものです。本記事は資金管理の考え方を一般的な情報として解説するものです。自社の会計・税務処理は、必ず税理士にご相談ください。
第三章次の一歩◆ ◆ ◆
編集部のランキング 1位

トップ・マネジメント

手数料 0.5%〜 ・ 最短2時間 ・ 買取上限 非公表(公式サイトの公表値)。条件は審査で決まるため、複数社の見積もりで比べるのがおすすめです。

PR:掲載は評価式60点以上の提携先。並びは成果報酬の高い順です(掲載ルール)。
第四章この記事をつくった編集部◆ ◆ ◆
資金繰り総研 編集部

運営は株式会社PROTOCOL。公的機関の資料・各社の公式サイトをもとにまとめ、確認した日付を記載しています。掲載内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。編集方針・掲載ルール