4 分で読める資金繰り総研 編集部
目次6の見出し
SUMMARY
「資金繰りは経理に任せている」――これが危険なのは、お金が尽きる責任を負うのは経営者だからです。とはいえ、決算書を隅々まで読む必要はありません。経営者が毎月見るべき数字は、たった3つに絞れます。本記事では、忙しい経営者が最小の手間で資金の危機を察知するための3指標を解説します。
社長は毎月どの数字を見ればいい?
手元現金、本業の収支、翌月への繰越の3つです。これを毎月見るだけで、お金の危機をかなり前に察知できます。
| 見る数字 | 分かること | 危険ライン |
|---|---|---|
| ①手元現金(月商比) | 今どれだけ余力があるか | 月商の1か月分を切ると黄信号 |
| ②経常収支 | 本業でお金が増えているか | マイナスが連続したら赤信号 |
| ③翌月繰越(先々) | これから現金が尽きないか | 薄い・マイナスの月があれば即対応 |
この3つを毎月見るだけで、資金の危機は驚くほど事前に察知できます。順に解説します。
手元のお金はいくらあれば安心?
月商に対する比率で見ます。一般に月商の1〜2か月分が一つの目安とされ、これを下回ると入金の遅れに耐えにくくなります。
▶ 関連記事:産業廃棄物処理業の資金繰り|処分費の立て替えをどうするかPROTOCOL Re Finance
金額そのものより、月商に対する比率で見るのがコツです。一般に月商の1〜2か月分が一つの目安とされ、これを下回ると不測の入金遅れに耐えられなくなります。「現金 ÷ 月商」を毎月チェックし、比率が下がるトレンドなら早めに手当てを考えます。詳しくは手元現金は月商の何か月分が安全かで解説しています。
本業の収支はどう見るの?
単月のプラスマイナスより、マイナスが続いているかが大事です。何か月も続くなら、本業そのものが現金を減らしているサインです。
経常収支(営業収入−営業支出)は、本業でお金が増えているか減っているかを示します。単月のプラスマイナスより「連続しているか」が重要。マイナスが何か月も続くなら、本業そのものが現金を溶かしているサインです。立て直し方はこちら。
来月お金が足りるかはどう見る?
資金繰り表の翌月繰越で確かめます。月初に向こう3か月の繰越を見て、薄い月やマイナスの月があれば手を打つタイミングです。
過去の数字だけ見ても、来月のショートは防げません。資金繰り表の「翌月繰越」で、先々の現金が尽きないかを確認します。薄い月・マイナスの月が見えたら、それが手を打つべきタイミングです。
これが薄い・マイナスになる月を事前に見つけられれば、最悪の事態(資金ショート)は防げます。慣れたら手元現金の月商比と経常収支も加えると、より早く異変に気づけます。
重要なのは絶対額より「比率が下がるトレンドになっていないか」。下落傾向が続くなら、黒字でも早めに手当てを検討すべきサインです。
経理は記録のプロですが、資金が薄くなる月に「どう手を打つか」を決めるのは経営判断。3つの数字を経営者自身が毎月見ておくことで、手遅れになる前に動けます。
本記事の3つの数字(手元現金の月商比・経常収支・翌月繰越)は、資金繰り表と通帳残高があれば把握できます。決算書を細かく読むスキルより、毎月この3点を見続ける習慣のほうが資金繰りには効きます。
どれが自社に合うか迷うなら無料診断で整理を。急ぎの不足は売掛金を期日前に資金化するファクタリングで埋める方法もあります。
経営者が毎月見るべき資金繰りの数字は「手元現金(月商比)・経常収支・翌月繰越」の3つだけ。月初の5分でこれを確認する習慣が、資金の危機を事前に察知し、経理任せから経営者の手に資金繰りを取り戻します。異変が見えたら、選択肢が多いうちに動きましょう。
無料診断・ファクタリング比較・シミュレーターもご活用ください。個別の判断は専門家・各公式窓口へ。
資金繰り総研 編集部 by PROTOCOL / 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の取引・契約を推奨・保証するものではありません。
本記事は 資金繰り総研 編集部が制作したものです。資金繰り総研は中小企業・個人事業主のファクタリング業者選びを支援するメディアで、86 社の業者を公開情報・提携データをもとに比較・評価しています。
※当サイトは広告(アフィリエイト)を含みます。記事内で紹介・比較する業者には当サイトの提携先が含まれ、リンク経由のお申込みで当サイトが報酬を得る場合があります。ランキングの順位は、手数料・入金スピード等の編集部の比較基準に基づくものです。本記事は資金管理の考え方を一般的な情報として解説するものです。数値はサンプルです。自社の判断は税理士・金融機関にご相談ください。
手数料 0.5%〜 ・ 最短2時間 ・ 買取上限 非公表(公式サイトの公表値)。条件は審査で決まるため、複数社の見積もりで比べるのがおすすめです。
PR:掲載は評価式60点以上の提携先。並びは成果報酬の高い順です(掲載ルール)。運営は株式会社PROTOCOL。公的機関の資料・各社の公式サイトをもとにまとめ、確認した日付を記載しています。掲載内容の誤りはお問い合わせからお知らせください。編集方針・掲載ルール
同じカテゴリから、あわせて読みたい記事です。