スタートアップは事業の成長スピードに資金が追いつかず、黒字化の前に運転資金が枯渇しやすい構造を抱えています。受注は伸びているのに入金は2か月先、その間に人件費と外注費が出ていく——いわゆる「勘定合って銭足らず」が、創業期にもっとも資金を殺します。
にもかかわらず、銀行融資は実績不足で通らず、ファクタリングに申し込んでも「審査に落ちた」というスタートアップは少なくありません。この記事では、公的データを示しながらなぜ落ちるのかを分解し、実績の浅い会社・赤字の会社でも売掛金を資金化する方法、主要なファクタリング会社の比較、そして他社で落ちた後に通過率を上げる具体策を、誇張なく解説します。
01【データで見る】会社は「利益」ではなく「現金」が尽きて倒れる
潰れることがあります。倒産直前の決算が黒字だった企業の割合は、近年およそ4〜5割と報告されています。入金より先に支払いが来るためです。
まず、創業期の経営者が必ず押さえるべき事実があります。黒字でも会社は倒産するということです。
東京商工リサーチによると、2025年度(4〜3月)の全国企業倒産は1万505件で、前年度比3.5%増・2年連続で1万件を超えました。負債1億円未満の小・零細規模が7割超を占め、人手不足や物価高に加え、資金繰りの悪化が倒産の引き金になっています。
📚 出典:東京商工リサーチ「2025年度の全国企業倒産集計」
さらに重要なのが「黒字倒産」です。倒産直前の決算が黒字だったにもかかわらず倒産した企業の割合は、近年およそ4〜5割にのぼると報告されています。利益が出ていても、入金より先に支払いが来れば資金は尽きる——これが創業期に最も多い死に方です。
倒産企業のうち「黒字倒産」が占めるおおよその割合(近年の傾向・イメージ)
- 黒字だったが倒産45% (45%)
- 赤字での倒産55% (55%)
📚 出典:中小企業庁「倒産の状況」ほか各種倒産統計より編集部作成
つまり、スタートアップにとっての最優先課題は「黒字化」だけでなく、手元現金を切らさないこと(資金繰り)です。売掛金を入金前に現金化できるファクタリングが、創業期の現実的な打ち手になるのはこのためです。
02スタートアップの資金調達手段と、それぞれの落とし穴
出資、公庫や制度融資、補助金、ファクタリングの4つです。急ぎの資金なら、売掛先を審査するファクタリングは創業期でも可能性があります。
▶ 関連記事:ファクタリング審査に落ちる理由と再申込の対策PROTOCOL Re Finance
スタートアップの資金調達には大きく4つの選択肢があり、フェーズと緊急度で向き不向きが分かれます。
| 手段 |
向くフェーズ |
スピード |
創業期・赤字の壁 |
| エクイティ(VC・エンジェル) |
成長投資・先行赤字を許容 |
数か月 |
株式の希薄化。事業計画と将来性が問われる |
| 日本政策金融公庫・制度融資 |
創業資金・設備 |
数週間〜2か月 |
創業計画書は要るが創業期向け枠あり。ただし返済義務 |
| 補助金・助成金 |
特定の投資・採用 |
数か月(後払い) |
原則あと払いで、今すぐの資金繰りには不向き |
| ファクタリング |
つなぎ・急な運転資金 |
数日〜最短即日 |
自社でなく売掛先を審査するため創業期でも可能性あり |
「今月・来月の支払いが厳しい」というつなぎ資金の緊急局面で現実的なのがファクタリングです。なお、ファクタリング市場は売掛債権買取額ベースで2025年3月期に約6.0兆円規模(2023年度は約5.7兆円)と推計され、不動産担保によらない資金調達手段として拡大しています。
📚 出典:アンクパートナーズ「ファクタリング市場の現状と展望」/経済産業省中小企業庁 売掛債権担保融資保証制度ほか
03【データ】創業後の生存率と、資金繰りが効く理由
中小企業白書では、創業5年後に存続しているのは81.7%で、5社に1社近くが5年以内に市場から退出しています。
中小企業白書によると、起業後の企業生存率は次のとおりです。日本は国際的に見ても生存率が高い一方、5社に1社近くが5年以内に市場から退出しています。その多くで資金繰りが要因になります。
創業後の企業生存率(中小企業白書)
-
1年後
95.3%が存続
創業直後の脱落は比較的少ない
-
2年後
91.5%が存続
ここから資金繰りの差が出始める
-
3年後
88.1%が存続
-
4年後
84.8%が存続
-
5年後
81.7%が存続
5社に1社近くが5年以内に退出
📚 出典:中小企業庁「2023年版 中小企業白書」第2部 起業・創業
生存率を分けるのは「利益」よりも「現金が回り続けるか」です。受注を取れても入金まで現金が持たなければ脱落する——だからこそ、売掛金を早期に現金化できる手段を知っておくことが、創業期の生存戦略になります。
04なぜスタートアップは資金調達の審査に落ちやすいのか
多くの審査が過去の実績で評価するからです。銀行は一般に2〜3期分の決算書を求め、赤字の先行投資期や担保がないことも不利になります。
スタートアップが審査でつまずく根本原因は、多くの審査が「過去の実績」を評価軸にしていることです。これから伸びる会社ほど過去のデータが足りず、不利になります。
銀行融資が通りにくい3つの理由
- 決算実績が足りない:銀行は一般に2〜3期分の決算書を求めます。創業1〜2年では審査の土俵に乗りにくい。
- 赤字・先行投資フェーズ:採用やプロダクト開発に先行投資する時期は赤字になりがちで、返済能力を疑われます。
- 担保・保証がない:不動産担保や十分な自己資本がなく、代表者個人の信用情報に依存せざるを得ない。
通常のファクタリングでも落ちることがある理由
ファクタリングは融資より柔軟ですが、それでも画一的な審査基準の会社では落ちることがあります。
- 売掛先の規模・信用:売掛先が個人事業主や零細企業だと、回収不能リスクを警戒される。
- 代表者の属性で機械的に判断:創業年数・代表者の信用情報を一律の基準で弾く運用の会社がある。
- 書類・取引履歴の不足:請求書・通帳の入金履歴・基本契約書が揃っていないと取引実態を示せない。
- 債権の不確実性:検収前・発注前の「将来債権」だけだと確実性が低く敬遠される。
QUICK ANSWERこの記事でわかること
2つの疑問に、先にお答えします
01スタートアップが銀行融資に落ちる最大の理由は?
2〜3期分の黒字決算や事業実績を求められるため。創業期は実績が足りず審査の土俵に乗りにくい。
02ファクタリングなら必ず通る?
いいえ。売掛先の信用や債権の確実性を審査するため、売掛先が不安定/検収前の債権だと落ちることがある。
05スタートアップにファクタリングが向いている理由
審査の対象が自社でなく売掛先で、借入ではないので負債が増えないからです。入金を待たずに早く現金化でき、担保も原則不要です。
創業期の資金調達でファクタリングが有力なのは、審査の評価軸が銀行融資と根本的に違うからです。
- 審査対象が「自社」ではなく「売掛先」:自社が赤字・創業期でも、売掛先が大手なら回収可能性が高いと評価される。
- 融資ではなく債権の売買(債権譲渡):借入ではないので負債が増えず、貸借対照表(BS)を汚さない。次のエクイティ調達や銀行融資の審査に響きにくい。
- スピード:売掛金の入金を待たずに早期資金化でき、つなぎ資金の即効性がある。
- 担保・保証人が原則不要:売掛債権そのものが資金化の対象になる。
銀行融資とファクタリングの違い
| 項目 |
銀行融資 |
ファクタリング |
| 審査で見るもの |
自社の決算・実績・信用 |
売掛先の信用+債権の確実性 |
| 会計上の扱い |
負債(借入金) |
資産の売却(負債にならない) |
| 創業期・赤字 |
通りにくい |
売掛先次第で可能 |
| スピード |
数週間〜 |
数日〜(最短即日の会社もある) |
| 担保・保証人 |
必要なことが多い |
原則不要 |
06どの資金調達を選ぶ?スタートアップ向け即答ガイド
売掛金があって入金待ちなら、売掛金を早く現金にするファクタリングが記事の目安です。時間に余裕があれば公庫や制度融資が軸です。
今月の支払いが足りない入金待ちの売掛金ならファクタリング 赤字で審査に落ちた売掛先が健全なら別の与信で再評価 大型の成長投資をしたい希薄化を許容できれば株式での調達
状況別・資金調達の選び方
| あなたの状況 |
こんな状況なら |
おすすめの調達手段 |
| Q1今月・来月の支払いが足りない |
売掛金はあるが入金待ち |
売掛金を早期現金化 ファクタリング |
| Q2時間に余裕があり金利を抑えたい |
黒字基調で一定の実績がある |
日本公庫・制度融資を軸に 融資・公的制度 |
| Q3赤字・創業期で銀行やファクタリングに落ちた |
売掛先は大手で健全 |
独自AI与信で再評価 ファクタリング(AI与信) |
| Q4大型の成長投資をしたい |
株式の希薄化を許容できる |
エクイティ調達(融資・ファクタリング併用も) 併用検討 |
07スタートアップが検討しやすいファクタリング会社【比較】
まだどこにも申し込んでいないなら、複数社を比べるのが基本です。手数料・入金の速さ・2社間か3社間かの対応は会社ごとに違います。
まだどこにも申し込んでいない段階なら、まずは複数社を比較するのが基本です。手数料・入金スピード・2社間/3社間の対応は会社ごとに差があります。下記は当サイトの業者図鑑データから主要各社を一覧化したものです(各社の料率・スピードは公表情報・実態に基づき随時更新)。
主要ファクタリング会社の比較表
| 業者 | 評価 | 手数料 | 入金 | 買取上限 | 契約 | 対応 | |
|---|
| トップ・マネジメント | ★4.3 | 0.5%〜 | 最短2時間 | 非公表 | 2社間/3社間 | 個人・法人・WEB | 公式サイトへ |
| 株式会社JPS | ★4.2 | 2%〜 | 最短1時間 | 3億円 | 2社間/3社間 | 法人・WEB | 公式サイトへ |
| メンターキャピタル | ★4.2 | 2%〜 | 最短1日 | 非公表 | 2社間 | 個人・法人・WEB | 公式サイトへ |
| labol(ラボル) | ★4.3 | 10%〜 | 最短30分 | 非公表 | 2社間 | 個人・法人・WEB | 公式サイトへ |
| QuQuMo(ククモ) | ★4.6 | 1%〜 | 最短2時間 | 上限なし | 2社間 | 個人・法人・WEB | 公式サイトへ |
| Easy factor(株式会社No.1) | ★4.5 | 2%〜 | 最短1時間 | 5,000万円 | 2社間 | 個人・法人・WEB | 公式サイトへ |
主要ファクタリング会社の詳細

トップ・マネジメント
★4.3個人事業主法人オンライン最短即日取引先非通知
0.5%〜手数料
最短2時間入金
非公表買取上限
2社間/3社間契約形態
- 累計手数料平均 3.5%
- 業歴 15 年超
- 法人特化型

株式会社JPS
★4.2個人事業主法人オンライン最短即日取引先非通知
2%〜手数料
最短1時間入金
3億円買取上限
2社間/3社間契約形態
- お問い合わせだけで成果発生
- 柔軟な審査体制
- 法人・個人事業主ともに対応

メンターキャピタル
★4.2個人事業主法人オンライン最短即日取引先非通知
2%〜手数料
最短1日入金
非公表買取上限
2社間契約形態

labol(ラボル)
★4.3個人事業主法人オンライン最短即日取引先非通知
10%〜手数料
最短30分入金
非公表買取上限
2社間契約形態
- 24時間365日・最短60分入金
- 手数料一律10%
- 1万円から少額OK
手数料の一般的な相場感
手数料は売掛先の信用・金額・取引実績で変動しますが、方式によるおおよその傾向は次のとおりです。
ファクタリング手数料の一般的な相場(方式別の目安)
-
3社間(売掛先に通知あり)
5%最安
目安1〜9%。低コストだが取引先に知られる
-
2社間(売掛先に通知なし)
13%
目安8〜18%。取引先に知られないが高め
※あくまで一般的な目安。実際の料率は売掛先の信用・債権金額・取引実績により異なり、申込時の審査で決まります。
※比較段階ではこれらの会社が候補になりますが、「赤字」「創業期」「実績が浅い」を理由に複数社で落ちた場合は、次章の「評価軸の違う審査(独自AI与信)」が選択肢になります。
08「他社で落ちた」スタートアップでも通る可能性がある仕組み = 独自AI与信
無理とは限りません。独自AI与信は赤字だけで弾かず、売掛先の実態や取引の継続性などを多面的に見るため、結果が変わる可能性があります。
同じ売掛債権でも、審査する会社の「与信のやり方」によって結果が変わります。ここがスタートアップにとって最大のポイントです。
画一的審査 と AI与信の違い
- 従来の画一的審査:「決算が赤字」「創業1年未満」といった1つの項目で機械的に否決しがち。担当者の経験則に依存し、評価の幅が狭い。
- 独自AI与信:決算書の赤字だけで弾かず、売掛先の実態・取引の継続性・入出金データなどを多面的に評価する。だから「会社は若いが、売掛先は健全で取引も安定している」スタートアップを正しく拾える。
つまり「他社で落ちた=あなたの債権がダメ」とは限りません。他社の審査の物差しが合わなかっただけのケースは多く、評価軸の違う会社で再評価すれば通ることがあります。これが「他社で落ちても、ここなら通る」の中身です。
09スタートアップがファクタリング審査の通過率を上げる5つのポイント
- 信用力の高い売掛先の債権を出す:上場企業・大手・官公庁向けの売掛金が最も評価される。複数あるなら一番堅い債権から。
- 確定債権を選ぶ:検収・納品が完了し、支払い金額・期日が確定している請求のほうが通りやすい。
- 書類を揃える:請求書・基本契約書・発注書・通帳の入金履歴(その取引先からの過去入金)を準備し、取引実態を示す。
- 継続取引の実績を示す:単発より、繰り返し入金のある取引のほうが回収可能性を評価されやすい。
- 正直に申告する:他社への申し込み状況・税金の状況を隠さない。二重譲渡や虚偽はその場で否決され、以後の信用も失う。
10申込から入金までの流れ
必要書類の準備半日が目安。請求書や通帳コピーをPDFにします オンライン申込・仮審査最短数十分。売掛先や金額を入力します 書類提出・本審査当日〜翌日。売掛先の実態を審査します 契約・入金最短即日〜数日。条件に合意して契約します
-
STEP 1
必要書類の準備
半日
請求書・通帳コピー(直近数か月)・本人確認書類・決算書または確定申告書をPDF化。一番信用力の高い売掛先の請求を選ぶ
▶
-
STEP 2
オンライン申込・仮審査
最短数十分
フォームから売掛先・金額・希望入金日を入力。仮審査で見込みを確認
▶
-
STEP 3
必要書類の提出・本審査
当日〜翌日
売掛先の実態と債権の確実性を審査。AI与信なら赤字・創業期も多面評価
▶
-
STEP 4
契約・入金
最短即日〜数日
条件に合意して契約。買取代金が振り込まれる
11スタートアップのファクタリング活用モデルケース
※以下は典型的な使われ方を示すモデルケースです(特定の実在企業の事例ではありません)。
- 受託開発スタートアップ(創業1年・赤字):大手SIerからの800万円の検収済み請求を資金化し、エンジニア2名分の給与と外注費のつなぎに充当。売掛先が大手のため、自社が赤字でも審査を通過。
- D2Cブランド(急な大型受注):量販店からの受注で仕入れが先行。入金サイト60日のギャップを売掛金の早期資金化で埋め、欠品による機会損失を回避。
- 人材系スタートアップ(エクイティ調達の谷間):次回ラウンドまでのランウェイを延ばすため、確定済みの顧問契約の請求を資金化。負債を増やさずBSをきれいに保ったまま調達交渉を継続。
12創業期の資金調達でよくある失敗
- 手数料の高いファクタリングを常用する:早さの対価として手数料は融資より高い。常態化すると利益を圧迫する。つなぎや勝負どころに絞る。
- 資金繰り改善とセットにしない:入金サイトの交渉・コスト見直しを並行しないと、繰り返し依存する構造になる。
- 悪質業者に当たる:手数料が不透明、契約書を交わさない、実態は貸付なのに「ファクタリング」を装う(償還請求権つき)などは要注意。契約書と手数料の内訳を必ず確認する。
13スタートアップのファクタリングに関するよくある質問
Q1:創業1年未満でもファクタリングできますか?
A1:可能性はあります。
ファクタリングが審査するのは自社の創業年数より売掛先の信用です。大手・上場企業・官公庁向けの確定した売掛金があれば、創業まもなくても資金化できるケースがあります。
Q2:赤字決算でも利用できますか?
A2:利用できる場合があります。
融資と違い、赤字そのものが直接の否決理由になりにくいのがファクタリングの特徴です。ただし画一的審査の会社では赤字で弾かれることもあるため、その場合は評価軸の違うAI与信で再評価する選択肢があります。
Q3:他社のファクタリング審査に落ちました。もう無理ですか?
A3:いいえ。
落ちた理由が「赤字」「創業期」「実績が浅い」といった“直せる理由”なら、与信のやり方が違う会社で通る可能性があります。逆に架空債権・二重譲渡など構造的な問題が理由なら、どこでも通りません。
Q4:取引先に資金繰りを知られたくありません。
A4:売掛先に通知せず利用できる「2社間ファクタリング」という方式があります。
対応可否や条件は会社により異なるため、申し込み時に確認してください。
Q5:個人事業主・フリーランスでも使えますか?
A5:対応している会社であれば利用できます。
法人格の有無より、売掛先の信用と債権の確実性が重視されます。
Q6:ファクタリングは融資と違って負債になりませんか?
A6:はい。
ファクタリングは借入ではなく売掛債権の売却(資産の譲渡)なので、原則として負債は増えません。BSを汚さないため、次のエクイティ調達や銀行融資への影響を抑えられます。
Q7:エクイティ調達中でもファクタリングは使えますか?
A7:使えます。
むしろ次回ラウンドまでのランウェイを延ばす「つなぎ」として活用されることがあります。負債を増やさないため、資本政策への影響を抑えられます。
Q8:手数料の相場はどのくらいですか?
A8:一般的な目安として、3社間ファクタリングは1〜10%程度、2社間は5〜20%程度とされます。
ただし売掛先の信用・金額・取引実績で変動するため、実際の料率は審査で決まります。
Q9:入金までどのくらいかかりますか?
A9:会社や方式によりますが、必要書類が揃っていれば最短即日〜数日が一般的です。
初回は書類確認に時間がかかることがあります。
Q10:売掛先が中小企業でも通りますか?
A10:売掛先の信用が低いと通りにくくなります。
複数の売掛金があるなら、最も信用力の高い取引先の債権から相談するのが定石です。
Q11:銀行融資とどちらを優先すべきですか?
A11:時間に余裕があり金利を抑えたいなら融資、今すぐの資金繰り・つなぎが必要ならファクタリング、が基本です。
創業期で融資に落ちた場合の現実的な代替にもなります。
Q12:AI与信だと何が違うのですか?
A12:決算書の赤字や創業年数といった単一項目で機械的に否決するのではなく、売掛先の実態・取引の継続性・入出金データなどを多面的に評価します。
そのため、画一的審査では拾えない「若いが健全なスタートアップ」を正しく評価できます。
14まとめ
スタートアップが審査に落ちるのは、多くの審査が「過去の実績」を見るからです。しかし会社は利益ではなく現金で倒れる(黒字倒産が約4〜5割)以上、創業期に本当に要るのは手元資金を切らさない仕組みです。ファクタリングが本来見るのは売掛先の信用であり、評価軸の違う独自AI与信を使えば、赤字・創業期・実績不足という“直せる理由”で落ちた会社にも資金化の道があります。一方で架空債権・二重譲渡などはどこでも通りません。通る条件を整え、正直に申告することが、結局いちばんの近道です。
出典
関連記事:赤字決算でも使えるファクタリング/債務超過とファクタリング/融資を断られた後の資金調達/個人事業主のファクタリング
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最終更新日
2026年10月30日
編集
資金繰り総研 編集部(株式会社 PROTOCOL)
本記事は 資金繰り総研 編集部が制作したものです。資金繰り総研は中小企業・個人事業主のファクタリング業者選びを支援するメディアで、86 社の業者を公開情報・提携データをもとに比較・評価しています。