売上の入金より先に、仕入や外注への支払いが来る。そのズレが運転資金です。月商と、売掛金・在庫・買掛金が月商の何か月分あるかを入れると、必要運転資金と、売上が伸びたときの追加資金がわかります。
必要運転資金は、事業を回すために「先に出ていって、まだ戻ってきていないお金」の大きさです。日本政策金融公庫なども、この式で考え方を示しています。
このツールでは、売掛金・在庫・買掛金をそれぞれ「月商の何か月分か(回転期間)」で入れ、月商を掛けて金額にしています。決算書の金額がわかる場合は、売上債権+棚卸資産−仕入債務をそのまま計算しても同じ考え方です。
| 条件 | 必要運転資金 |
|---|---|
| 月商1,000万円・回収2か月・在庫0.7か月・支払0.7か月 | 2,000万円(月商2か月分) |
| 上の例で売上が20%増えた場合 | 2,400万円(追加400万円) |
| 上の例で回収を1.5か月に短縮した場合 | 1,500万円(500万円減) |
売上が伸びるほど必要運転資金も増えるため、黒字でも現金が足りなくなることがあります(いわゆる増収による資金不足)。
支払いを遅らせて資金を確保する場合、下請取引では取適法(旧・下請法)の支払期日のルールがあります。発注側として支払いを延ばす前に、取引の条件を確認してください。
計算結果は目安です。個別の契約・事案については、専門家や契約先にご確認ください。