3 分で読める資金繰り総研 編集部
SUMMARY
資金繰りには、売上や支払いの波に合わせて「必要な時に必要なだけ」資金を使える仕組みがあると安心です。その代表が当座貸越です。本記事では、当座貸越の仕組み・種類・メリット・デメリット、証書貸付やファクタリングとの違いを解説します。
当座貸越ってどんな仕組み?
銀行が決めた限度額の範囲なら、何度でも借りて返せる融資です。枠を持っておき、必要な時に必要な額だけ引き出すイメージです。
当座貸越とは、金融機関があらかじめ設定した限度額(極度額)の範囲内であれば、何度でも自由に借入・返済を繰り返せる融資の仕組みです。普通の融資(証書貸付)が「一括で借りて分割返済」なのに対し、当座貸越は「枠を持っておき、必要な時に必要な額だけ引き出す」イメージで、機動的な資金繰りに向きます。
当座貸越の良い点と注意点は?
使った分にだけ利息がかかり、枠内なら都度の申込が要りません。ただ審査は厳しめで、創業間もない会社には設定されにくいです。
▶ 関連記事:リバースファクタリングとは|通常のファクタリングとの違いPROTOCOL Re Finance
ファクタリングとはどう違う?
当座貸越は借入で負債が増え、自社の信用で審査されます。ファクタリングは売掛金の売却で負債が増えず、主に売掛先の信用を見ます。
| 観点 | 当座貸越 | ファクタリング |
|---|---|---|
| 性質 | 借入(負債が増える) | 売掛金の売却(負債が増えない) |
| 調達スピード | 枠設定後は即時/設定までは審査 | 最短即日 |
| コスト | 金利 | 手数料 |
| 審査対象 | 自社の信用力 | 主に売掛先の信用力 |
| 向く場面 | 継続的に資金繰りの波を平準化 | 今すぐ売掛金を現金化したい |
当座貸越は「枠を持って備える」、ファクタリングは「売掛金を今すぐ現金化する」手段です。低コストを重視するなら銀行の当座貸越、スピードや負債を増やしたくない事情があるならファクタリングと、目的で使い分けます。融資とファクタリングの違いも参考にしてください。
当座貸越は使った分だけ利息がかかり機動的です。
継続的な取引と信用が必要で審査のハードルは高めです。創業間もない企業には設定されにくい傾向があります。
関連記事:ファクタリングと銀行融資の違い/資金繰りとは/ファクタリング業者の比較
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