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資金繰りの悩み2026.06.07更新 2026.10.30

経営セーフティ共済(倒産防止共済)とは?掛金・借入・節税メリットを解説

4 分で読める資金繰り総研 編集部

200,000円月額掛金の上限5,000円から5,000円単位で選べる
800万円掛金総額の上限ここまで積み立てられる
8,000万円借りられる共済金の上限掛金総額の10倍の範囲で、回収困難な額に応じて
40か月以上解約手当金が100%になる納付40か月未満の解約は元本割れ

SUMMARY

要点をまとめると

  1. 01経営セーフティ共済は、取引先が倒産したときに無担保・無保証で共済金を借りられる国の制度です。
  2. 02掛金は月5,000円〜200,000円、積立上限は800万円で、掛金は損金や必要経費にできます。
  3. 03借入時は借入額の10分の1が掛金から差し引かれる点に注意が必要です。
第二章本文◆ ◆ ◆

取引先の突然の倒産で売掛金が回収できなくなると、自社まで資金繰りが行き詰まる「連鎖倒産」のリスクがあります。これに備える公的な制度が経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)です。本記事では、その仕組み・掛金・借入条件・メリット・注意点を解説します。連鎖倒産そのものについては連鎖倒産とはもご覧ください。

01経営セーフティ共済(倒産防止共済)とは

社長

経営セーフティ共済って何?

中小機構が運営する共済です。取引先が倒産して売掛金などが回収困難になった時、無担保・無保証人で共済金を借りられます。

ハカセ

経営セーフティ共済とは、独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営する、中小企業のための共済制度です。取引先が倒産して売掛金などが回収困難になったとき、無担保・無保証人で共済金(事業資金)を借り入れできるのが最大の特徴で、連鎖倒産を防ぐセーフティネットとして使われます。

02掛金と税制メリット

社長

掛金はいくらで、節税になる?

月5,000円〜200,000円で、総額800万円まで積み立てられます。法人なら損金、個人事業主なら必要経費にできます。

ハカセ
  • 掛金:月額5,000円〜200,000円の範囲で、5,000円単位で自由に設定できる。
  • 積立の上限:掛金総額は800万円まで積み立て可能。
  • 税制優遇:支払った掛金は、法人なら損金、個人事業主なら必要経費に算入でき、節税にもつながる。

03共済金(借入)の仕組み

社長

いくらまで借りられるの?

掛金総額の10倍、上限8,000万円の範囲で、回収困難な額に応じて借りられます。借りると借入額の10分の1が掛金総額から差し引かれます。

ハカセ

取引先が倒産し、売掛金や前渡金が回収困難になった場合、掛金総額の10倍(上限8,000万円)の範囲で、回収困難となった額に応じて共済金を借りられます。無担保・無保証で、いざというときの資金確保に有効です。ただし注意点として、共済金を借りると、借入額の10分の1に相当する掛金が掛金総額から差し引かれます(実質的なコスト)。

04メリット・デメリット

社長

途中で解約したらどうなる?

40か月以上納めていれば解約手当金は100%ですが、40か月未満だと元本割れします。受け取った解約手当金は課税対象です。

ハカセ
資金面無担保・無保証で借入可。1/10は控除
税制掛金は全額損金・経費。解約金は課税
解約40か月以上で100%、未満は元本割れ
対象幅広い中小企業が加入可。要件あり
観点 メリット デメリット/注意点
資金面 取引先倒産時に無担保・無保証で借入可 借入額の1/10が掛金から控除される
税制 掛金が全額損金・必要経費に算入 解約手当金は受取時に課税対象
解約 40か月以上の納付で解約手当金100% 40か月未満の解約は元本割れ
対象 幅広い中小企業が加入可 業種・規模などの加入要件がある

05加入の要件と手続き

社長

どんな会社が入れるの?

1年以上続けて事業を行う中小企業者などが対象で、業種ごとに資本金・従業員数の要件があります。金融機関や商工会議所で申し込みます。

ハカセ

継続して1年以上事業を行っている中小企業者などが対象で、業種ごとに資本金・従業員数の要件があります。加入は、金融機関や商工会議所などの窓口を通じて申し込みます。詳しい要件・手続きは中小機構の公式情報で確認してください。

取引先事業者が倒産して、売掛金等の回収が困難になった中小企業に対し、共済金の貸付けを行う制度です。

📚 中小企業基盤整備機構(経営セーフティ共済)

06経営セーフティ共済に関するよくある質問

Q1:経営セーフティ共済はいくらまで借りられますか?

A1:掛金総額の10倍(上限8,000万円)の範囲で、回収が困難になった売掛金等の額に応じて借りられます。

Q2:掛金は経費になりますか?

A2:はい。

支払った掛金は法人では損金、個人事業主では必要経費に算入できます(節税効果があります)。

Q3:解約したらお金は戻りますか?

A3:掛金を40か月以上納めていれば解約手当金が掛金総額の100%受け取れますが、40か月未満で解約すると元本割れします。

また受け取った解約手当金は課税対象です。

関連記事:連鎖倒産とは/資金繰りとは/売掛保証とは/債権回収とは

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最終更新日 2026年10月30日
編集 資金繰り総研 編集部(株式会社 PROTOCOL)

本記事は 資金繰り総研 編集部が制作したものです。資金繰り総研は中小企業・個人事業主のファクタリング業者選びを支援するメディアで、86 社の業者を公開情報・提携データをもとに比較・評価しています。

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第四章この記事をつくった編集部◆ ◆ ◆
資金繰り総研 編集部

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